パーティーにご招待

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       スリランカ紅茶探検隊が行く(6)

 紅茶研究所の見学を許可してくれたディレクターが突然、「実はひとつご提案があります」と言うのです。さて、何か難題が出てくるのか一瞬不安を感じました。

 彼が言うには「実は研究所内の若者がめでたく結婚し、同僚が集まってお祝いのパーティーを開いています」、そして今、彼は私をパーティーにご招待したいというのでした。私は即座にそれは大変光栄なこと、参加させて戴きますと答えたのです。どんなパーティーなのか、ひょっとして英語でスピーチさせられるのかなど考えながら、彼の後から会場へ入って行きました。70人ぐらいの方がすでに集合し彼が来るのを待っていたようでした。

 彼のスピーチが終わると、花嫁・花婿が近づいてきました。ご存知かと思いますがスリランカの結婚衣裳はとてもカラフルです。彼は日本から紅茶の研究で来た人として、私を二人に紹介してくれました。自己紹介をしながら握手、花嫁はとても美しいスリランカ女性でした。
 自分でも不思議なくらい、喜びの環の中に滑り込めたと思います。これは単に私の英語の力と言う事ではなく、ディレクターの彼が持つ影響力だったと思います。

 そしてケーキと飲み物が用意された隣の部屋へ案内され、歓談。どちらかというと質素なパーティーですが参加者の笑顔が素晴らしいく、花嫁・花婿は一層輝いて見えました。

 そして私は、ありがとうございます、いい体験をさせて戴きましたと心の中でつぶやいておりました。

 インターネット英会話をやる前の自分だったら… 考えられないですね。

 <つづく>
 
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英語で心が通じた

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       スリランカ紅茶探検隊が行く(5)

 3度目のお泊り交渉ならぬ、お見学交渉で、スリランカ紅茶研究所を訪ねた私は、やっとディレクターの面接まで漕ぎ付けることができました。「I love Ceylon tea 」(Ceylon=セイロン)これを話のキーワードに頑張ろうと親切なガードマンの案内でディレクターの部屋に向かいました

 階段を登って廊下を抜けると、真鍮の「DIRECTOR」のプレートが付けられた大きなドアが、ガードマンが開けて入るとそこは、秘書課の部屋。女性職員が出てきて「ここに座ってお待ちください」とのこと。待つこと10分、女性職員がやってきて「come on !」そして私はディレクターの部屋へ案内されました。

 こういう場合、最初に読み取らなければいけないのは相手がどんな人物であるか、それによって即座に対応しなければなりません。「nice to meet you !」手を差し延べながら名前を告げました。ここで、彼は日本に好意的な方だとすぐ分かりました。彼は渡した名刺を見ながら、職業の内容、紅茶との関係、訪問の目的など質問をされました。ここは大切な場面と、私は彼の顔から目を離すことなく英語で説明しました。やがて彼は「分かりました、いいでしょう、ですがこの時間ですと作業は終わっています、機械は止まっていますがいいですか」と見学を許可してくれました。

 この嬉しい返事。そして、そこへ紅茶のサービスが、美味しかった、心に残る一杯でした。そして、さあ見学開始かと思っていたときです。彼がおもむろに「実はひとつご提案があります」と言うのです。


 <つづく>
 
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やった!ディレクターの面接だ!

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       スリランカ紅茶探検隊が行く(4)

 2度目のお泊り交渉ならぬ、お見学交渉に破れ、車内は重たい空気に、ガイドさんは、「ヌワラエリアに行こうよ」と、ここの見学を諦めるよう私を説得してきました。そして当ても無く発車、さあ、どうしよう。

 ガイドさんも忘れかけていた様ですが、この近くにスリランカ政府の紅茶研究所があるのを思い出しました。ここを見学したという話も聞いていました。夕暮れの時間も迫っていたのですが、ガイドさんに紅茶研究所を知っているかと確認すると、道は分かるということでした。さっそくそこへ向かうよう指示しました。

 道路標識を頼りに入り口を見つけると構内へ、ガイドライセンスで検問を通過しました。広い構内、くねくね、アップダウンの道を走り、終点がヘッドオフィスになっていました。

 駐車場に車が入ると、詰め所からガードマンが駆けつけて来ました。ご用件は?、入館許可証は?と立て続けに求められ、ガイドさもお手上げ。とにかく車から降りて交渉の態勢を作らないと。

 私は名刺を渡し日本からこの有名な紅茶研究所を見学に来たことをガードマンに伝えました。詰め所で話を聞こうと言うことになり移動。見学には事前に許可書を取らなければならない仕組みだという説明でした。

 私は「せっかく日本から来たのだから是非みたい」と押しました。私が怪しげな人物でないないことに気が付いたのでしょうかガードマンの態度が変わってくるのを感じました。二人のガードマンが相談し、本部へ電話を掛けていました。

 10分ぐらいして本部から返事があったようで、「当研究所のディレクターがあなたにお会いすると言ってます、そこで許可を取ってください」とのことでした。

 「やった!」心の中で叫びました。

 I love Ceylon tea (Ceylon=セイロン)これがキーワード、そう思いながらガイドさんを駐車場に残し、ガードマンの案内でディレクターの部屋に向かいました。

 <つづく>
 
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