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       スリランカ紅茶探検隊が行く(4)

 2度目のお泊り交渉ならぬ、お見学交渉に破れ、車内は重たい空気に、ガイドさんは、「ヌワラエリアに行こうよ」と、ここの見学を諦めるよう私を説得してきました。そして当ても無く発車、さあ、どうしよう。

 ガイドさんも忘れかけていた様ですが、この近くにスリランカ政府の紅茶研究所があるのを思い出しました。ここを見学したという話も聞いていました。夕暮れの時間も迫っていたのですが、ガイドさんに紅茶研究所を知っているかと確認すると、道は分かるということでした。さっそくそこへ向かうよう指示しました。

 道路標識を頼りに入り口を見つけると構内へ、ガイドライセンスで検問を通過しました。広い構内、くねくね、アップダウンの道を走り、終点がヘッドオフィスになっていました。

 駐車場に車が入ると、詰め所からガードマンが駆けつけて来ました。ご用件は?、入館許可証は?と立て続けに求められ、ガイドさもお手上げ。とにかく車から降りて交渉の態勢を作らないと。

 私は名刺を渡し日本からこの有名な紅茶研究所を見学に来たことをガードマンに伝えました。詰め所で話を聞こうと言うことになり移動。見学には事前に許可書を取らなければならない仕組みだという説明でした。

 私は「せっかく日本から来たのだから是非みたい」と押しました。私が怪しげな人物でないないことに気が付いたのでしょうかガードマンの態度が変わってくるのを感じました。二人のガードマンが相談し、本部へ電話を掛けていました。

 10分ぐらいして本部から返事があったようで、「当研究所のディレクターがあなたにお会いすると言ってます、そこで許可を取ってください」とのことでした。

 「やった!」心の中で叫びました。

 I love Ceylon tea (Ceylon=セイロン)これがキーワード、そう思いながらガイドさんを駐車場に残し、ガードマンの案内でディレクターの部屋に向かいました。

 <つづく>
 
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